EDとは「Erectile Dysfunction」の略語で、勃起不全、勃起障害のことを指します。 勃起のメカニズムは、性的興奮や何かしらの性的刺激を受けることで脳から神経を伝達し勃起の信号が送られ、陰茎海綿体のに血液が流れ込みます。海綿体が血液を大量に吸い込むことで膨張して勃起します。
EDの症状は性行時に十分な勃起が得られない、または十分な勃起の状態を維持できない状態のことを言います。
EDが心配な方には、ご自分で簡単にできるIIFE5(国際勃起機能スコア)というED問診票があります。気になる方はチェックしてみてください。
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質問1~5の自分のスコア、メモして足し算をしてください。
※質問2~5に関して:最近6ヶ月に性的刺激や性交がなかった場合は0点としてください。
【採点結果】
22点以上: EDの疑いは極めて低い
17〜21点: 軽度のEDの疑いあり
12〜16点: 軽度〜中等度のEDの疑いあり
8〜11点: 中等度のEDの疑いあり
5〜7点: 重度のEDの疑いあり
EDの原因は大きく分けると4つのタイプがあります。
50歳代に多い。身体的な要員で血流や神経に何かしらの異常が障害があるため勃起できない。
30歳代・40歳代に多い。精神的、心理的要員で勃起障害、勃起不全が起きている状態。
50歳代・60歳代に多い。器質性EDと心因性EDが合わさっている場合。
何らかのお薬を服用されていてその副作用によりEDが起こっている。
不安がある場合は、専門医に相談することが大切です。
仕事や人間関係などストレスを多く抱えているため、EDはストレスのせいと思われる方も多くいます。確かに心因性EDの場合は、ストレス軽減で良好に向かうケースもありますが、50歳代以上は動脈硬化が原因となっている混合性EDの場合もありますので、自己判断はせずに医師に相談されるのが大切です。
ED治療薬を使用する状況の前にお食事やお酒を飲まれることも多いと思います。
お酒を飲むことでリラックスしたりストレスから解放されたりすることは性行為自体にはプラスとなります。お酒は適量で飲みすぎは注意が必要です。
ED治療薬は血流を良くする作用がありますので、お酒の酔いが早くなりますので低血圧の方やお酒が弱い方は控えましょう。
ED治療薬(シルデナフィル・バイアグラ・レビトラ・シアリス)と一緒に服用してはいけないお薬があります。今現在服用されているお薬がある方は、自己判断はせず、必ず医師に相談をしてくださいED治ED治療薬と併用禁忌に指定されている薬は、ニトログリセリン系の薬、血流改善薬や利尿剤などがあります。
ほてり、潮紅、頭痛、胸のつかえ、動悸、頻脈、めまいなどの副作用があります。ほとんどの症状は軽く、一過性です。副作用の症状が気になり、心配でしたらお気軽に当院までご相談ください。
不安定狭心症、重度の肝障害、低血圧、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、網膜色素変性症の持病をお持ちの方はED治療薬を服用できない場合があります。
ED治療薬は医師の診断がないと服用することができないお薬です。服用にあたっては必ず医師の診察を受けてください。ED治療薬以外にも、他のED治療法はありますので、お気軽にご相談ください。
精子の運動量や数、射精時の精液量に影響はありません。不妊治療で産科を受診すると、男性用にED治療薬は処方されることもあります。
通常の風邪薬や胃薬のように室温保存(15-30℃)で大丈夫です。
冷蔵庫などに入れておく必要はありません。
ピルケースに入れて保管することもおすすめです。
箱やPTPシートに記載がありますのでご確認ください。処方後、数年は使用可能ですが、心配な方は服用の前には再確認してください。
処方される個々のお薬についての有効期限の確認はは処方時にお申し出ください。
ED治療薬と食事の関係はED薬の種類によって変わってきます。バイアグラは食事の影響が強いため、空腹時に服用されることをおすすめします。
レビトラはバイアグラは食事の影響を受けにくいと言われていますが、脂肪分の少ないさっぱりとした食事をすると良いでしょう。
シアリスは3つのED治療薬の中でもっとも食事の影響を受けにくいとされています。
まず、有効成分が違います。また効果の即効性た持続期間、服用のタイミングなど三者三様です。
食事の影響を受けやすいお薬、副作用リスクが比較的低いとされるものがありますので、お自分のライフスタイルや使用するシチュエーションに合わせて選択される方もいらっしゃいます。
それぞれのED治療薬の比較を表にまとめましたのでご覧ください。
商品名 | バイアグラ | レビトラ | シアリス |
成分名 | シルデナフィル | バルデナフィル | タダラフィル |
主な特徴 | 世界的EDの定番薬で知名度が1番高い。 | 早く効き、副作用が少ない。20mgはさらに強く長い効果。 | 作用時間が長く、副作用は少ない。服用後の自由度の高さが人気の的。 |
食事の影響 | 受ける | 多少受ける | 影響なし |
食事と服用のタイミング | 食後1時間以降に服用 | 食後30分以降に服用 | 食前に服用可能 |
服用後効果が現れるまでの時間 | 30~60分 | 10~30分 | 30~60分 |
効果の持続時間 | 約5時間 | 約5〜8時間 | 30~36時間 |
一度使用したからといって、継続的に服用しなければならいということはありません。一度使用しても効果が得られたかった場合、あきらめずに医師と相談しながら服用を続けてみることをおすすめします。
用法容量を守って正しく服用を続ければ、ED治療薬は飲み続けても大丈夫なお薬です。
※注意:一度服用してから24時間以上は必ず空けて次のED薬を服用してください。
当院での処方までの時間は問診を含め10分程度です。
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当院での治療はすべて保険適応外となっております。
身分証のご提示はいただいてませんので、カルテのご記入は必要ですが匿名での購入も可能です。
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診察時間は10:00 – 18:00 (完全予約制 )となっています。
なお、ご相談ご予約の受付時間はインターネットでは24時間、お電話では9:30 〜 19:00です。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
不定休です。 ご来院、ご予約の前に診療カレンダーをご覧ください。
当院は横浜駅西口より徒歩4分とアクセス良好の場所にございます。
雨の日は地下街を使えばほとんど濡れずにご来院いただけます。
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